2022.09.08Blog
「ペット保険で良いとこ知りませんか?」
「うちの子、〇〇が悪くてずっと病院に通ってるんです、お金がかかってしゃーないわぁ」
一般の飼い主さんからよく聞く言葉である。
厳しい言い方かもしれないが、また、すでに病気になった愛犬がいる方に今言っても仕方のないことでもあるのだが、根本的には最初の犬選びを間違えないことが大前提であるということも覚えておいてほしい。
両親犬、祖先犬についてしっかり調べたか
その子のライン(⇐血統)に先天的疾患などがないか
そういう『飼う前の苦労』を惜しまないことで、最終的にその犬の一生にかかる金銭的負担額が大幅に変わることになるのだ。
もちろん保護犬などで、引き取ったときにすでに病気が分かっていて、それを承知で飼い始めるという場合は仕方のないことだし、そういう〝覚悟〟や〝金銭的準備〟があり、敢えて障碍のある子を迎え入れられる方々には頭が上がらない。
けれど、新たに〝健康な子犬〟を迎え入れたいと考えておられるのなら、飼う前にもっともっとやらなければならないことが沢山ある。
知らなければならないこと
学ばなければならないこと
納得しなければならないこと
覚えておかなければならないことなど山のようにあるのだ。
免許も持たずに高い車を衝動買いしても運転はできないことは誰もが知っているのに、何故かペットに関してはみな簡単に無免許運転している。
『普通犬飼い主免許』
きちんと取ってから実践へ移行すれば、無駄な保険料も医療費もかからないことにはやく気づいてほしい。