2022.08.22Blog
今日も時間がないので、またお気に入りの漫画のセリフ抜粋。
これは、自然の中で獣に襲われ死んでしまった大切な人を葬ることができず、手を合わせる場所がないと嘆く青年に対して、元僧侶だった男性が今の日本の埋葬の在り方について語るシーン。
本当は関西弁なんだけど、分かりやすくするために標準語に変えています。
以下抜粋↓↓↓
人間死んだら土に還ると言うけれど
ほとんど誰も土に還っていない
動物に食われ
虫に食われ
バクテリアに分解されて溶けて
土に還るのが正しい循環のはず
食うだけ食って
他のものの栄養にならないのは
傲慢ではないか
大地に溶けて
本当に土に還った人たちは
いま自然の中で一緒くたになって
そのすべての中にいる
そのへんの水の中にも
降ってくる雨の中にも
草や木の緑の中にも
その露にも
土や岩や小石の中にも
風の中にさえ
死んでいった人たちはそこにいる
以上。
『千の風になって』の歌詞にも通じるものがある。
本当に共感する。
私も、戦争で人や機械に殺されて道ばたに転がって朽ちていくくらいなら、自然の中でサメやライオンに喰われて死ぬほうがいい。
だってそうすれば、その生き物のいのちを長らえるための糧となるし、そのいのちの中で私も一緒に生き続けることができるから。
お盆がすぎ、お墓参りは行けていないけれど、空を見上げて大好きだったおじいちゃんや会ったことのないご先祖さまたちに想いを馳せることはきちんとしている。
『形式にこだわらない』
要は自分の気持ちが大切だ。