またまたう〇ちの話題である。
と言っても今回は愚痴などではない。
私の相棒のビションフリーゼは、うちのサロンで取り扱っているドッグフードをモニターとして食べている。
ちなみに今はラスミック株式会社の『パーフェクション』というフード。小粒でにおいもなかなか良し。
よく海外のメーカーのものなんかで油臭いやつがあるが、そういったにおいはもちろん全くなく、安心安全のヒューマングレードのフードである。
なので当然良いものと分かって食べさせているのだが、それが当然と思っているとその良さやありがたみがだんだんと薄れてきてしまうものである。
店の片づけをしているときに見つかった別のメーカーのドッグフード。一年ほど前にアンケート調査に答えて抽選でもらったものである。
パッケージはとてもかわいくオシャレで、密封パックもされているしグレインフリーと書かれているし、決して粗悪なものではない。
賞味期限が迫っていることもあり、相棒に食べさせてみた。
フード自体の見た目も小さなクッキーのようで可愛いし、なかなかおいしそうに見えた・・・のだが、なんだか食いつきが悪い。
『パーフェクション』に変えたときはガツガツ食べていたのに。
まあ、味などに好みはあるだろうと思いながら、なんだかんだ言いながらも食べてはいたので数日間与え続けていた。
すると、う〇ちがドバドバ出るのだ。もちろんそれ自体はとても健全な形なのだが、とにかく量がハンパない。
便秘気味の人にしてみれば、“う〇ちどっさり”なんて夢のようなフレーズだが、犬の場合、良質で吸収率のよいドッグフードを与えていれば便の量はおのずと減るものなのだ。
安く売っているフードは、かさ増しのために栄養にもならないものが原材料に含まれていることが多いので、当然それらは消化吸収されることなく便として排泄されてしまう。
今回与えたフードは、ネットで調べてもなかなか良質のものだと判断されているようなので、もしかしたらうちの相棒の体質に合わなかっただけなのかもしれない。
つまり、たとえそのフードが良質であっても、その個体に合ったものかどうかを見極める必要があるということなのだろう。
そのフードをすべて食べ終わって『パーフェクション』に戻ると、たちまち相棒の便の量が落ち着いた。
少し浮気をしてみたおかげで、本妻の(?)すばらしさがあらためて分かり、健康維持の大切さ、ありがたみを身に染みて感じる出来事であった。
ちなみにそのフードは猫用もあるのだが、仲間のトリマーさんの猫ちゃんも食いつきが悪いと言っていたよ。ふふ。