2022.08.30Blog
男の人の多くは、人生で一度は経験したことがあるに違いないもの。
それは『路ション』
トイレではない道路や草むらでの立ちションである。
私が見かけるのは、街中では酔っぱらいが、そして街のはずれではタクシー運転手が多い。
実際私自身も、連れ立って飲んでいた知り合いが路ションをするという経験も何度かしているが、見ているとかなり軽い気持ちでサラッとやってのけており、罪悪感や羞恥心などはほぼ抱いていない印象だった。
私はあれを見かけると、ゴミや吸殻のポイ捨てを目撃した時と同じくらいの不快感と嫌悪感が込み上げてくる。
今日び、犬でもお散歩中のおしっこは消毒液などをかけてできるだけ清潔にしようと飼い主が努力しているというのに、人間のほうがはるかにマナーやモラルに欠けた行為をしている。
恥ずかしいとは思わないのだろうか。
情けないとは感じないのだろうか。
もちろん公衆衛生上も問題がある。
当然のことだが、病気は同種間のほうが感染しやすい。
人獣共通感染症も存在するが、ヒトからヒトへ感染する病気のほうがはるかに多いのだから、お散歩中のいぬのおしっこより街中の酔っぱらいのおしっこの方が人間にとっては危険だと言える。
犬のお散歩中のマナーを向上させるよりも先にしないといけないこと、それは人間男性のマナー・モラルの向上ではないだろうか。