カマキリが卵を産み付ける位置は毎年高さが違うという
何故かというと、卵が雪に埋もれないように雪の積もる高さを予測しているのだ
だからその卵の位置でその年の積雪量が占えたりもする
洪水が起こりやすく、なおかつ水はけの良い場所には、落花生の形状のような〝中に空気の入った実や種〟の植物が多い
それは、その洪水を利用して自身の種を遠くまで運び、生息範囲を広げるためである
自然は賢い
自然は素晴らしい
風土や環境に抗うことなく、それを利用して懸命に生き延びる
私たち人間は、人間社会の中ではありとあらゆるかたちで自然に逆らって生きている
夏は涼しく、冬は暖かく過ごす
そのしわ寄せが地球に及んでいるのは言わずと知れたこと
人間は、地球にとって〝不治の病〟なのだろうか
感染したが最後、死への一途を辿るのだろうか
願わくば〝寄生〟ではなく〝共生〟関係となり、宇宙規模の変動が起こらない限り今後の永い未来、地球(←環境・生物)と人類が共に有益に生きながらえてほしい
けれど、そう思いながら今日もエアコンをつけている私がいる
きっとSDGsの話し合いをしている各国代表も同じなんだろうな