今回は簡単に、犬業界に携わる人間として、ふだん当たり前のように使う言葉が通じないという〝あるある〟をひとつお伝えしたい
それは「スマホの変換機能に頼れない」こと
「保定」が「布袋」
「口吻」が「興奮」
「体高」が「対抗」
「体長」が「隊長」
「キ甲」が「聞こう」
と変換され、
「飛節」を調べようとするとGoogleに「もしかして〝施設〟では?」と聞かれてしまう
ちなみに「保定」とは、施術の際に犬に負担をかけず動かないように保つ作業のこと
「口吻」は、文字通り口まわりのこと
「飛節」とは、後ろ足のいちばん後部に引いている関節、ヒトで言えばかかとのこと
「キ甲」とは、首と背骨の境界部分のこと
そして、そのキ甲から足が着いた地面までの垂直距離を「体高」、胸骨のいちばん出ている部分から坐骨のいちばん出ている部分までの長さを「体長」と呼んでいる
こういったことは、ドッググルーマーとしては基礎中の基礎用語であり、この言葉が通じないドッググルーマーがいたらそれは〝なんちゃってトリマー〟なのでお気をつけて