「うちの犬、〇〇円だったのよ」
とか
「先生のわんちゃん、おいくらだったんですか?」
とか、値段だけを気にする人がいるけど、その〇〇円の〝内訳〟を知ったうえで言っているのか、いささか疑問である
ペットショップで買ったのか、ブリーダーから買ったのかで、中間にかかる手数料ひとつ取ってもかなり違ってくるのだから
つまり、同じ値段であればペットショップで買った個体よりブリーダーから買った個体のほうが、単純にはブリーダーが個体そのものに対して付けた価格が高いということになる
例えば車でも、エンジンにお金をかけているもの、外装にお金をかけているものの2台がたとえ総額が同じになったとしても同じクオリティとは言いがたいし、ブリーダーも玉石混交であるから、低クオリティの個体に高値をつけているところもあるけれど、買い手が支払った最終金額だけに着目するというのは短絡的すぎる
無駄な部分に無駄な費用をかけないためには、きちんと値段の内訳を知る必要があると私は考える